【道徳教育】中学生「こころの授業」

6月9日5校時から6校時にかけて,中学生は各学年に分かれて『こころの授業』を行いました。

◎中1

① (1) ② ③

 

④ ⑤ ⑥

中学1年生は,吉田路子先生をお招きして,読み語りをしていただきました。内容は以下の三本立てで行われました。

 1.先生が「新井貴浩物語」を出版するまでの数々の困難のお話
 2.「雨ニモマケズ」読み語り
 3.宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の影絵と語り
先生は,カープの新井貴浩選手の人柄や生い立ちを知り,新井選手の恩師の先生の強い後ろ盾もいただき何としても絵本を完成させたく,絵本の挿絵を手がけてこられました。ところが出版にいたるまで幾度となく挫折を味わい,何度も何度も絵の描き直しをされ,やっと昨年出版できる運びとなったそうです。そのようなお話の中に,生徒たちに響く何かがあったのでしょうか。休憩時間には先生の下にかけより,その本を見せてもらったり,先生の描かれた絵を間近に見ようとする生徒たちも多くいました。最後に先生の直筆のサイン入りの冊子を頂き,感動もひとしおのようでした。

<生徒の感想文より>
○「雨ニモマケズ」では,一言一言をとてもていねいに,心をこめて読んでくださって,自分で読んだときよりも,とても言葉が頭に入ってきて,読み方によって全然違うんだなと思いました。
○「銀河鉄道の夜」では,読み方もやさしくて,ていねいでとても良かったけど,スクリーンに映された絵もとても心に残っています。銀河や野原,花の絵などは,とても色あざやかで,きれいで,でも静かで,ずっと見てしまいました。
○吉田先生の作品を見て,切り絵で,あんなに人の表情を作ることができると知り,とてもおどろいたし,すごいと思いました。そして,他の絵とはちがい,切り絵独特の感じが,とても印象に残っています。
○どの仕事の人も,見えないところでがんばっているんだなと思いました。

 

◎中2「いのちの授業」を終えて 

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2年生は看護師,保健師であり助産師である姫宮万寿子先生より「いのちの大切さ」の授業をしていただきました。初めは看護師,保健師,助産師という仕事の説明をしてくださり,姫宮先生が助産師として働くようになったきっかけを話してくださいました。また,生徒がお父さんと助産師さんと歯医者さん役になり,姫宮先生が実際に出産された場面もあり,赤ちゃんが産まれる瞬間を分かりやすく楽しく学ぶことができました。姫宮先生は笑顔で優しく語りかけるように話してくださり,いつの間にか2年生全体が先生の話に引き込まれていきました。 最後は,室内を暗くして赤ちゃんの産声とお母さんの歌を聴きながら先生から私たちへのメッセージを聞きました。 「人は自分で決めて産まれてきました。だから今がつらくても,苦しくても,悲しくても自分の命から逃げないで。生きていれば楽しいこともある。絶対に。私たちは,人のためになっておいで。幸せになっておいで。と約束して産まれてくるのです。この世に産まれてきてはいけない命はたった1つもない。だから精一杯生きていくのです。産まれてきてくれてありがとう。」と。生きることの尊さを学ぶことができました。

<生徒の感想文より>

○命はとっても大切なもので,いらない命などないことがわかりました。先祖の先祖の先祖・・・までたどっていくと,何百万人という人がつながって,今の自分があることがわかりました。先祖がどこかで会っていなければ,今の自分にも友だちにも会うことができませんでした。今あることは奇跡で本当にすごいと感じました。

○「いのちの授業」を終えて,やっぱり命は尊いものだと思いました。私たちは普段何気なく友だちにひどい言葉を使っているかも知れないけど,今回改めて言ってはいけないと思いました。

○助産師という仕事ははじめ,あまりよく知りませんでした。先生の話を聞いて,助産師は同時に2つの命を必ず守らなければならないと知りました。1つは母親の命、もう1つは新しい命。命1つ守ることでも大変なのに2つ守るということはもっと大変なことです。助産師は生死を1番近くで感じる仕事だと思いました。将来、私は医療関係の仕事に就きたいと思っています。先生のようなすごい人になりたいと思いました。

○最後に流れてきた「お母さんの歌」が感動的でした。また,曲が流れているときに姫宮先生が言った言葉はもっと感動的でした。「産まれてきてくれてありがとう」 姫宮先生のお話は楽しくておもしろくて,感動的でした。今度「お父さんの歌」も聞きたいです。

 

◎中3

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中学3年生は、音楽を通しての心の授業として、女性ソプラノ下松(したまつ)先生と男性テノール福島先生にイタリアのカンツォーネを歌っていただきました。信川(しながわ)先生のピアノ伴奏で,“人生の喜び”“失恋の悲しみ”を叙情的に歌い上げる先生方のボリュームと迫力ある歌声に,生徒たちはしばし時を忘れ聞き入っていました。 6時間目は,曲目「翼をください」の高音部を下松先生が女子に,低音部を福島先生が男子に指導してくださいました。15分後,全員が合唱しました。生徒たちは短時間でしたが,ユーモアと熱意をもって指導をしていただき,見事なハーモニーを奏でるまでになっていました。

<生徒の感想文より>

○下松先生の人生の分岐点の話に感動しました。高校生のときお父さんがなくなられ,今まで自分が好きなように生きてきたことを思うとともに,お母さんが一人で育ててくれことへの感謝の気持ちを忘れないで,自分が進むべき道は何か,自分にとって本当に好きなことは何なのかを真剣に考えたことが,今の自分が歩んできた道になっていることを聞かせていただきました。

○自分のターニングポイントはいつ来るのか不安です。でも自分も夢が見つかったら夢に向かって努力を続けたいと思いました。また好きなことを好きでい続けることの大切さも学びました。

○短い時間の中で,福島先生に声の出し方や目元を上に上げるようにして歌うことを教えてもらいました。最後にみんなで「翼をください」を歌いました。男子と女子と先生たちとすてきなハーモニーをつくることができてうれしかったです。とても幸せな気持ちになりました。

○女子が上手に歌えたのはすばらしかったけど,男子の低音もすごくきれいでよかったです。合唱祭のときに,この歌を歌いたいと思いました。